Rengetsu Otagaki
Tea Pot
19th c.
太田垣連月急須
江戸時代
W12×D11×H7cm
jpt003
大田垣 蓮月
(おおたがき れんげつ)−1791年2月10日〜1875年12月10日
江戸時代後期の尼僧であり自詠の和歌を釘掘りで刻んだ連月焼きの急須である。出家後の蓮月は、若き日の富岡鉄斎を侍童として暮らし、鉄斎の人格形成に大きな影響を与えた。 京都でたびたび起った飢饉のときには、私財をなげうって寄付し、また自費で鴨川に丸太町橋も架けるなど、慈善活動に勤しんだ。