Imari Bottle of
Water


KENDI
17th c.




ケンディ

江戸時代



W20×D18×H29cm












jpst005
ケンディとは、持ち手のない水差しを表す言葉です。上から液体(主に水)を入れ、器の筒状の部分を手でつかみ、、側面にある注出口からを口に注ぐ」ものです。紀元2世紀頃に、インドで神聖な容器として用いられていたクンディが、その後、、東アジアや西アジアでも製作され、東南アジア向けに輸出されました。ケンディ16世紀後期以降、オランダやイギリスの帆船でヨーロッパまで運ばれ、世界各地もたらします。日本では乳瓶やおっばい徳利と呼ばれ、17世紀後半には、伊万里のケンディが、出島を通じて東南アジアに輸出されています